勇気
勇気
「ゆうき」ってなんだろう、と思うことが時々あります。勇ましい気持ち？なんでしょうかね。文字で示してしまうとそんな感じでイメージしてしまいますが、音で聞いたときどうでしょうか。人それぞれですから何とも言えませんが、もう少し幅広く考えることができるかもしれません。
ワタシ、根っからのビビり体質です。ひとさまからは絶対にそんなふうには見られないのですが・・・ビビりです。昔の写真を見ると必ず人の陰に隠れてますし、誰かの服をつかんでいるのが見て取れます。スーパーマーケットでは母親の服を離したことがありませんでした。そんな自分、キライじゃありません。だってなんだかんだ言ってビビり体質でいろんな波を体験してきたのですから。生まれた時には未熟児で保育器の中でたくさんの方の手を借りて、小さな体と病弱な幼少期も何とか乗り越え、青年期を過ぎても事故や病気に翻弄されつつも今や５９歳。我ながらよく頑張ってきたのではないかなと思います。（まだまだこれからも頑張りますが）
勇気ってそういうことなんじゃないかなって思います。いろんな環境の中で、場面で、関係で何とかしていこうと思ったり、その流れに任せてみようと思ったりという決断をする、受け入れるためのこころの奥底にある自分なりの悟るチカラ。このチカラはみなさんが必ず持っているものです。ただ気がついてなかったり、感じたりしていないだけ。当たり前なことほど気がつかないのと同じです。
結果はどうあれ、自分が自分の意思であってもそうでなくても挑戦し、受け入れてきたそんな歴史を振り返ってご自分を見直してあげてほしいと思います。そうすることでこころの奥底にある悟るチカラ＝勇気がもっと強くなるかもしれませんよ。