お知らせ

リーダーの心意気 ~部下を信じる~

先日のブログで山本五十六連合艦隊司令長官の「やってみせ」を記しました。今日またここで記します。なぜなら気になる傾向があるからです。

この言葉はリーダーはもとより、全ての人の支えや指標になるものだと思っています。会社の社長さんなどは特に忘れてならない言葉として心に刻まれている方が多いと聞きます。しかし、最近の経営者の中ではご自分の部下に対して信頼を寄せず、常に自分の利益だけに注目され、働いてくれている人を疑い、少しの些細なミスやすでに猛省しているミスに対しても過大な懲罰を与えようとする方も少なくないのも事実です。

大変残念です。

社長さんだって部下の方が働いてくれなければ会社の利益は上がりませんし、幸せにだってなれないはずなのに・・・。

やってみせ
言って聞かせて
させてみせ
ほめてやらねば
人は動かじ。

話し合い
耳を傾け
承認し
任せてやらねば
人は育たず。

やっている
姿を感謝で見守って
信頼せねば
人は実らず。

また山本五十六長官はこうも言い残しています。

中才は肩書によって現れ
大才は肩書を邪魔にし
小才は肩書を汚す。

リーダーとなる人、特に社長さんはぜひとも「肩書を邪魔に」するぐらいの才能を発揮され、それなりの人となりになっていただき、決して「肩書を汚す」ような才能でとどまらず、そんな人にはなっていただきたくないと強く願います。